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「映画と酒とバラの日々」−5

 男と女の本音を語るカクテル「マティーニ」

 カクテルの中で、最もポビュラーな名前、「マティーニ」。ちょつと辛口で、強いせいか、日本人より欧米の人の方が好のむカクテルとか。007のジェームス・ボンドは「ステアせずにシェイクで」など粋に注文していた。ステアとは何なんだろうーと思われた思われた方もいらっしゃるだろう。ステアとは、材料と氷を入れマドラーやスプーンでさっとかき混ぜるカクテル用語。映画「テイク・ディス・ワルツ」でミシェル・ウィリアムズ演じる童顔だがセクシーな20代後半の人妻が、心ときめいた男と昼間のカフェで飲むのがこのカクテルだ。
 「マティーニ」をすすりながら「貴方のベットでの愛し方を教えて」と大胆な質問をし、ハンサムなご近所のダニエル(ルーク・カービー)の話にぞぐぞくしながら耳を傾ける。その大胆な表現は、実際に男と女の絡み合いを見せつけられるより、想像力を逞しくし、まさに言葉から快感を味わうほどの響きに…。勿論、マティーニの力もかなりあるだろう。
 若くして結婚したカップルが5年経ち、何でもさらけ出せる存在になるが、刺激がない。いつまでも、新婚の感覚はありえないとわかっているものの、そこに物足りなさと、いい男をみかけて渦巻く恋心….。男と女の燃えるような恋だけが、愛と思い込んでいると陥いる「甘い罠」でもあるけど…。そんな、男と女の心の葛藤、肉体の欲望、そして、繰り返してしまう過ちなど、サラ・ポーリー監督は見事にとらえている。
 「マリリン 7日間の恋」でアカデミー主演女優賞にノミネートされた、ミシェル・ウイリアムズならではの、可愛らしさと、チャーミングな笑顔は、マリリン・モンローを演じたムードとは全く違う雰囲気でキラキラかがやいている。穏やかで、楽天的な夫役は、コメディアンとして有名なセス・ローゲン。「チキン」専門のレシピ本を書くために挑戦する料理の数々は実に美味しそうでもある。
 「昼間っから呑む」と言う韓国映画があったが、昼間っから飲むお酒は、特別な楽しみがある。ちょつと罪悪感をカンじる人ほどそのお酒はミステリアスなものになるのかも…。

※ ドライジン3に対しドライベルモット1 が基本だが、ジンが多くなるとドライマティーニ。また、ベースをウォツカで作る場合もある。シェイクして、パールオニオンを飾れば、「ギブソン」に。

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今宵のシネマカクテル 連載中   第一号 「プランターズ・パンチ」from「ティファニーで朝食を」
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