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「初級篇 2巻目 デジタルシネマの仕組み」


 従来のフイルムによる映写は 「初級篇 1巻目 映画の仕組み」でお話をしましたように、フイルムの画像に強力な光を当てレンズを通してスクリーンに画像を投写します。では、デジタルシネマはどうでしょう。デジタルシネマはフイルムの画像ではなく、R・G・B(赤・緑・青)の光の点をスクリーンに直接投射することによって画像を再現します。

 光の三原色はご存知だと思います。 R・G・B(赤・緑・青)三色の光によってすべての色が再現できます。

 たとえば、スクリーンに黄色を表現するには同じ一点に赤と緑の光を投射し、青の光は投射しません。また黒であればすべての色を投射しません。このような小さい光の点をスクリーンに多数投影することによって画像を再現します。

 では、このような光の点をどのように投影するのでしょうか。光源をR・G・B(赤・緑・青)三色の光に分けて、各カラー用の三枚の反射用チップに投影して反射させ、レンズを通してスクリーンに画像を投影します。また色の濃さは反射させる光の量で表現します。100%オンの状態であると最大明るさの点になります、50%オン・50%オフだと半分の明るさの点になります。
 デジタルシネマで実際に使われている反射用チップにはDMDとLCOSの二種類があります。
 DMDはテキサス・インスツルメンツ社のDLPに使われていてます。半導体上に独立して動く極小のミラーが最大約200万個敷き詰められていて、このミラーが最高毎秒数千回ものスピードでオン/オフを繰り返します。
 LCOSはソニー社のSXRDです。ミラーの上に885万個の縦向きに並べられた液晶の粒子の向きを縦・横に動かして明るさを調整します。
 このチップは縦横の長さが約2センチです。その中にこれだけの物が入っています。
 DLPはミラーを動かすことによって反射させる光の量を変えることでよって明るさを変えます。SXRDはミラーを動かすのではなく、その上の液晶の粒子の向きをを縦・横に動かすことによって明るさをかえます。

 デジタルシネマの映像の解像度はハリウッド映画の7大スタジオが参加している業界団体のDCIによって決められています。“2K”は2048×1080ピクセル、“4K”は4096×2160ピクセルです。ピクセルというのは長さの単位ではなく、小さな点(画像の最小単位)のことです。“4K”は“2K”の4倍の映像の情報量があります。
 映像の情報量はフイルムがデジタルシネマよりも多いですが、プロの撮影カメラマンには“4K”であればは満足できると言われています。

1/24秒

 日本でデジタルシネマが上映され始めた頃には、劇場の映写室では上映中デジタルシネマのすぐ横で同じ映画がフィルムで映写機でまわされていました。これはデジタルシネマがトラブルを起こしたときにフイルムの上映にすぐに切り替えられるようにということでした。当時は1週間もしないうちにデジタルがフイルム上映になってしまっていることがよくありました。

 しかし、今ではトラブもなく、上映装置はデジタルのみという劇場が増えてきています。

2011年10月11日




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